いくつかの英文法参考書でひとつのポイントを調べて比較するという企画のつづきです。 前回は「同族目的語」という高校レベルではあるけれどさほど頻度は高くないポイントでした。今回は少し重要度が上がって,「劣等比較」にしてみます […]
タグ: 文法
高校生用の分厚い英文法参考書のはなし (7)高校生用の分厚い英文法参考書のはなし (7)
今回から, あなたが英文法の何かのポイントについて疑問をいだいたら,参考書はどのように解決してくれるのか? ということについて,適当なポイント(まったく恣意的)を選んで,各参考書を調べて比較してみることにします。  […]
高校生用の分厚い英文法参考書のはなし (6)高校生用の分厚い英文法参考書のはなし (6)
英文法参考書をさらっと見ていくシリーズの第6弾。 そもそもこの種の文法参考書が書店から消えつつあるような印象を受けます。中高の英語教育がコミュニケーション重視となっているというのが理由の一つに挙げられるのかもしれません。 […]
いまそこにある there ( ONE POINT at a time 11)いまそこにある there ( ONE POINT at a time 11)
= 存在文 There is ~ その1 = え~っ,タイトルに意味はありません。 中学校で習う There is ~. There are ~. 「~がある」という表現で使われる there は文法上は副詞で,もともと […]
何を否定しているのか? ( ONE POINT at a time 10)何を否定しているのか? ( ONE POINT at a time 10)
= 否定の作用域 = 否定の作用域とは,not や no といった否定語が何を否定しているのか,文の中のどこからどこまでを否定しているのか(つまりnotが作用している範囲)という問題です。とても大きな問題で,このテーマで […]
高校生用の分厚い英文法参考書のはなし (5)高校生用の分厚い英文法参考書のはなし (5)
英文法参考書をさらっと見ていくシリーズの第5弾。 毎回書いているのだけれど,基礎的なことはおおざっぱであれ理解しているという人向けであり,そういう人が学習過程で文法に関する疑問を持った場合に辞書的に使う文法書の紹介をする […]
ビミョー大好き ( ONE POINT at a time 9)ビミョー大好き ( ONE POINT at a time 9)
= 部分否定 = 部分否定については高校や予備校などで,早ければ中学段階で教わるポイントなので,きっとご存知だと思います。次のようなポイントでした。 all, every, both, always 「全部・すべて・両方 […]
高校生用の分厚い英文法参考書のはなし (4)高校生用の分厚い英文法参考書のはなし (4)
英文法参考書をさらっと見ていく企画の続き。 しつこく繰り返しますが,文法上の疑問を抱いたときに辞書的に使うというのが高校生が゜この種の本を使うほとんど唯一の使い方です。通読する必要はありません。 ★ 徹底例 […]
「こうあるべき」 と 「こうなるなんて」 ( ONE POINT at a time 8)「こうあるべき」 と 「こうなるなんて」 ( ONE POINT at a time 8)
= that 節の中の should と 仮定法現在 = should は,「~すべきだ」「~するはずだ」のような意味を持つ助動詞ですが,特にそういう意味を持っていないのに that 節の中で使用される場合があります。今 […]
高校生用の分厚い英文法参考書のはなし (3)高校生用の分厚い英文法参考書のはなし (3)
現在手に入る主な英文法書を取り上げていきます。 通読用の本ではなく,あくまでもぶ厚い,文法辞書的な使い方をするための参考書で,かつ高校生にも使えるものを見ていくことにします。 ★ 総合英語 Forest (第5版 石黒昭 […]