前回は,日本語には 文化 = 「精神的」, 文明 = 「物質的」 という図式が成り立ちうるが,英語では culture = 「精神的」 は言えても,civilization = 「物質的」 は成り立たない, ということを […]
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culture と civilization (その1)culture と civilization (その1)
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2009 年 7 月 3 日2009 年 7 月 3 日
「文化」と「文明」。 いつどこでのことかは覚えてはいないのだが,はるか昔の授業でのこと。ある英語の教師が何かのついでに「culture は「精神的な文化」のこと,civilization は「物質的な文明」のことですね。 […]
Unexplained beauty arouses an irritation in me. (William Empson)Unexplained beauty arouses an irritation in me. (William Empson)
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2008 年 5 月 13 日2008 年 5 月 13 日
「説明できない美は私をいらだたせる」 Seven Types of Ambiguity 『曖昧の七つの型』 直訳すると「説明されない美は私にいらだちをかき立てる」となりますが,要するに,「美は説明できないなんていわれると […]
When I looked at those photographs, something broke. Some limit had been reached, and not only that of horror; I felt irrevocably grieved, wounded, but a part of my feelings started to tighten; something went dead; something is still crying. (Susan Sontag)When I looked at those photographs, something broke. Some limit had been reached, and not only that of horror; I felt irrevocably grieved, wounded, but a part of my feelings started to tighten; something went dead; something is still crying. (Susan Sontag)
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2008 年 4 月 29 日2008 年 4 月 29 日
「それらの写真を見たとき,わたしの中の何かが壊れてしまった。何かの限界にまでつきあたったのだが,恐怖の限界というだけではなかった。取り返しのつかない悲しみと傷を受け,しかし逆に私の感情の一部はこわばり始めた。何かが死んで […]
『ニッポンの小説はどこへ行くのか』 「文學界」08年4月号『ニッポンの小説はどこへ行くのか』 「文學界」08年4月号
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2008 年 3 月 25 日2008 年 3 月 25 日
「文學界」最新号が『十一人大座談会 ニッポンの小説はどこへ行くのか』という特集を組んでいる。50年前の昭和32年,同誌が掲載した「日本の小説はどう変わるか」という座談会を踏まえた,いわば小説は50年でどう変わったのかとい […]