現在手に入る主な英文法書を取り上げていきます。 通読用の本ではなく,あくまでもぶ厚い,文法辞書的な使い方をするための参考書で,かつ高校生にも使えるものを見ていくことにします。 ★ 総合英語 Forest (第5版 石黒昭 […]
カテゴリー: 高校生向け
あいつはつきあいにくい ( ONE POINT at a time 7)あいつはつきあいにくい ( ONE POINT at a time 7)
= tough 移動 (目的語繰り上げ) = 今回取り上げる 「tough 移動」という用語は,英語学(統語論)で使われている用語で,高校生・一般向けにもっとわかりやすい用語があるといいのですが,ないんですね。いい用語が […]
高校生用の分厚い英文法参考書のはなし (2)高校生用の分厚い英文法参考書のはなし (2)
本題の「英文法参考書」に触れる前に,文法系の力をどのようにつけていけばいいのかの道筋を少し考えておきたいと思います。文法の勉強の全体の方向性を考えて,その中で参考書をどう使うかを位置づけよう,というわけです。そしてその方 […]
『人間は動物である。ただし・・・』 爆笑問題のニッポンの教養『人間は動物である。ただし・・・』 爆笑問題のニッポンの教養
著者: 山岸俊男・爆笑問題(太田光・田中裕二)|出版社:講談社|2007年|760円|高校生・一般向け|独断的おすすめ度 ★★★☆ 社会心理学の紹介。 爆笑問題は研究室に到着するや,実験台にされてしまいます。この最初のカ […]
なけなしの金 ( ONE POINT at a time 6)なけなしの金 ( ONE POINT at a time 6)
= 関係形容詞の what = 今回取り上げるのは,「なけなしの金」構文というネーミングで知られている,関係形容詞 what の用法です。たとえばこんな文。 She gave him what little money […]
高校生用の分厚い英文法参考書のはなし (1)高校生用の分厚い英文法参考書のはなし (1)
大学受験に限った話ではありませんが,英文法を勉強しようと思ったら,最初からひとつひとつの項目に深入りするのではなく,(1) まずおおざっぱに英語のしくみ(品詞・句・節・構造・語順)を理解し,(2) 次いで各項目をおおざっ […]
ふーん,そーですか。ハイハイ。( ONE POINT at a time 5)ふーん,そーですか。ハイハイ。( ONE POINT at a time 5)
= 付加疑問文 = 聞き手に同意や確認を求めたり念を押したりする付加疑問文。中学校で習いますから,特に難しくないですよね(It’s not difficult, is it?)。「~だよね」って感じで訳したり […]
『タイムマシンは宇宙の扉を開く』 爆笑問題のニッポンの教養『タイムマシンは宇宙の扉を開く』 爆笑問題のニッポンの教養
著者: 佐藤勝彦・爆笑問題(太田光・田中裕二)|出版社:講談社|2007年|760円|高校生・一般向け|独断的おすすめ度 ★★☆☆ むかし,もっと限定すると中学二年頃まで,ぼくは理系の少年でした。 ● 小学校4年 解剖に […]
『先生はえらい』『先生はえらい』
著者:内田樹|出版社:筑摩書房(ちくまプリマー新書)|2005年|760円|高校生向け|独断的おすすめ度 ★★★☆ こんな題名から,「先生を尊敬しなさい」とか「先生の言うことを聞きましょう」とかいうようなお説教が並んでい […]
『ヒトはなぜ死ぬのか?』 爆笑問題のニッポンの教養『ヒトはなぜ死ぬのか?』 爆笑問題のニッポンの教養
著者: 田沼靖一・爆笑問題(太田光・田中裕二)|出版社:講談社|2007年|760円|高校生・一般向け|独断的おすすめ度 ★★☆☆ 爆笑問題が学者から話を聞くNHKの番組を書籍化したシリーズ。 この本では,生化学の田沼靖 […]