YouTube よりのひろいもの。
ひとはなぜ子猫などをカワイイと思うのか? というはなし。
We know cute when we see it. 「かわいいものは一目瞭然」
But what exactly ARE we seeing … and why? 「でもその時見えているのはいったい何,そしてなぜそう感じるのか?」
In 1949 Konrad Lorenz argued that certain "infantile features" always trigger nurturing response in adults, 「1949年,コンラッドローレンツの議論によると,ある種の『幼児的特徴』は大人に必ず母性/父性本能をかき立て,」
which makes them more likely to care for their offspring. 「それによって,大人が子どもの世話をする可能性が高まるという。」
So we evolved strong preferences for features like: 「そこで,われわれは進化の過程で次のような特徴を熱愛するようになった」
disproportionately large heads 「つまり,不釣り合いなくらい大きな頭とか」
large eyes set relatively low on the face 「大きな目が,顔の中の比較的低い位置にあることとか」
button noses 「だんごっ鼻とか」
round, soft bodies 「丸っこくて柔らかなからだとかである」
In 1995 Paul H. Morris argued that these features are simply byproducts of other useful traits. 「1995年のポール・H・モリスの議論によれば,こうした特徴は他の使用目的を持った特徴の副産物にすぎない。」
For example, babies’ big heads are necessary for their big brains. 「たとえば,赤ん坊の頭が大きいのは,大きな脳のためにそれが必要だからである。」
And being roly-poly? 「じゃあ,丸っこいのは?」
That’s because babies need lots of fat and loose skin in order to grow properly. 「きちんと成長するためには,赤ちゃんにはたくさんの脂肪とだぶだぶの皮膚が必要だからだ。」
According to Lorenz and Morris, we find these features adorable because they are characteristic of our offspring… 「ローレンツやモリスによれば,こうした特徴をかわいいと思うのは,それがわれわれ人類の子どもの特徴でもあるからだ。」
But our preference for cuteness is so strong that it spills over onto other species through accidents of physiology. 「しかし人がかわいさを熱愛するあまり,それが生理学的偶然であふれ出して,他の種にまで及ぶのである。」
This baby-like waddle may seem adorable, 「この赤ちゃんみたいなよちよち歩きはかわいらしく思えるだろうが,」
but to the penguin it’s just an energy-efficient way to walk. 「ペンギンにとっては,エネルギー効率のよい歩き方であるにすぎない。」
And other "cute" wild animals, like giant pandas, just happen to retain some juvenile characteristics into adulthood… 「ジャイアントパンダのような『かわいい』野生動物が大人になっても幼児的特徴を保持しているのも偶然にすぎない。」
which is called "pedomorphosis." 「それは『幼形進化』と呼ばれている」
Of course all that means to us is: 「むろん私たちにとってそれが意味するのは,」
"AWWWWWW." 「『かわいいーーーーーー』ってことだけだが。」
Popsci.com による