YouTube から – リチャード・ドーキンスのインタビュー

YouTube でみつけた動画です。BBCで放送された,Richard Dawkins のインタビュー。

リチャード・ドーキンスは,「利己的な遺伝子」("Selfish Gene" )で有名な生物学者ですが,宗教批判を展開した「神は妄想である―宗教との決別」("The God Delusion")を出版して話題となり,宗教界などの人々からは攻撃を受けています。

このBBCのインタビューでも,MCはやたらと攻撃的です。

英語としては全体的には聞き取りやすい方でしょう。イギリス英語なので慣れていない方は,ちょっと異和感があるかも。

 

 

MCは,Dawkins の宗教批判そのものより,宗教批判の激しさを攻撃しているので,いまいち議論に進展がない。

使われている英語は,結構高級ですね。以下は耳に付いたidiomaticな表現。

sit on the fence    日和見的態度をとる

come (down) off the fence    態度を決める

push the envelope    ぎりぎりまで押し進める

in-your-face way    攻撃的に

buy into ~   ~に賛成する

以下は,MCが,「あんたの信ずる無神論もひどいことをやってきたじゃないか」という批判に対しての Dawkins の反論。

[8:15] There’s a distinction between somebody doing something in the name of religion and somebody doing something who happens to have a religion, now if, say, Hitler was a Roman Catholic, which he was, I would not know anybody would wish to say that the reason he did terrible things he did was because he was a Roman Catholic. Similarly, Stalin was an atheist, but (..the reason ..) he didn’t do anything bad in the name of atheist.

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